民謡Groove@六本木阿雅左(アガサ)

8月2日(土)台風9号の進路が気になりながらも関東上陸の心配がなくなり、暑い日差しの夏の朝を迎えてほっとしました。


それもそのはず、六本木の串焼き店の「阿雅左」(アガサ)において民謡Grooveの初ディナーショーの開催日だからです。民謡Grooveは過去8回にわたり横浜のジャズライブのクラブを主な会場としてライブを行ってきましたが、11月30日に9回目のライブの前に納涼ディナーショーの試みとしたのがこの度の企画でした。


六本木「阿雅左」はアリスのメンバーでドラマーとして知られている矢沢 透氏が経営する串焼き屋ですが、料理の種類もさることながら美味しさでも評判のお店です。ご縁があってそのお店でのライブの話があっという間に決まり、36席のお店があっという間に満席という何もかもがあれよあれよの出来事で迎えたディナーショーでした。


お客様は開場時間と共に入店され、全席がお客様で埋まるとすぐに各々ご注文の飲み物が運ばれて、あちこちで乾杯の声と共に笑い声と話し声が楽しそうに聞こえてきました。

食事が終わり、お好みのお酒、ワイン、焼酎などが全身を駆け回り、気分は既にうきうき手拍子の準備万端となって開演となりました。


民謡Grooveのリーダーのドラマー片桐先生よりごご挨拶があり、続いて武花千草先生のお言葉と阿雅左での初めてのディナーショーについてのお話のあとで演奏される曲目と選曲の趣などについての解説を頂きました。

夏の風物と言えば全国どこでも盆踊りを思い浮かべると思いますが、暑い夏の宵は少しでも涼しさを感じながら夏の日本の原風景を思い浮かべながら気持ちを一つにお手拍子! と、言ったところで最初の曲は北海道の道南地方の盆唄の「道南盆唄」から始まりました。


三味線と笛とドラムとお囃子に唄が揃うと、お店の中は既に手拍子があちこちに。やがて一つとなっての大盛り上がり!


唄は北海道から宮城県に移ります。よく知られている「大漁唄いこみ~遠島甚句」もお囃子と手拍子はもはや手慣れた調子で盛り上げて唄声も弾みます。


また、聴く人の気持ちを引き込むような北海道民謡「道南口説き節」がご披露され、お客様のお酒の手が止まって聴き惚れるという場面も見られました。


お客様からのリクエストもあり、その中から山梨県の民謡「武田節」が唄われました。島根県の民謡「関の五本松」、神奈川県の民謡「ダンチョネ節」、九州の民謡「おてもやん」など耳馴染みのある曲や民謡に親しんでいない人たちにもすっと染み込む様な曲がたくさん唄われました。


お店の中が一つになって盛り上がったところで迎える最後の曲はという案内に何ともいえない雰囲気が...。富山県の民謡「こきりこ節」とのことでしたが、お客様の中で民謡をこよなく愛していた既に亡くなられたお父様が発表会で唄われたのがこきりこ節とのことで、思いがけずの曲に感慨深く聴き入っていらっしゃいました。


民謡Grooveならではの編曲の素晴らしさがいかんなく発揮された好評な曲で途中で、三味線のノリの良い調子にドラムのソロも加わり、ジャズの薫りのするこきりこ節はずっと聴いていられるという印象さえ与えます。


唄い終わりと共に素晴らしい演奏への大きな拍手はアンコールに変わり鳴りやまず。そこで締めの唄はおめでたく青森県の「南部俵積み唄」で唄い納めて店内はハッピームードで満杯状態!


お帰りの多くのお客様から賛辞のお言葉が寄せられ、夏の定番に期待するとのお声が聞かれました。

六本木という土地柄で、日本の民謡をGrooveスタイルで表現するライブを楽しむというのも暑い夏にはお似合いかもですね!

民謡Grooveメンバー:

リーダー&ドラムス:片桐 聡

唄:武花千草

津軽三味線:小山竜浩

笛:三枝寿童

お囃子:梶原麻梨乃



またの機会にお会いしましょう!

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